『第2東名』NO.2

10月31日~保育推進連盟での講演より抜粋~
高速道路について一般的に説明しますと、
高速道路や三遠南信等の地域高速道路など
全部ひっくるめて、1万4千kmなのです。
その内、実際に仕事をしましょう、工事にかかりましょう
と言われているのが約9300kmあります。
今既に出来上がって使っているのは7000kmです。
それと今、工事をしているあるいはこれから工事をする
という所が2300km残っています。
これをどうするかというのが民営化推進委員会のこれからの大きな議論なんです。
2300kmを全部作るのにどの位の予算がかかるのか?約20兆円かかるのです。
20兆円というのは国の1年の予算の四分の一位です。
20兆あれば2300km全部出来ますよと言っています。
ですが、反対運動があちこちで起こるんです。
「おらの所は道路を止めてもらったら困る!」と言い出すのです。
これも国会議員さんの悪口ではないのですが、
高速道路を引っ張ってくるというのは、
大体与野党問わず選挙公約になっているのです。
その高速道路をやっと工事が始まった道路を止められたら困ると皆さん思うわけです。
2300kmの内、第2東名第2名神が約450kmです。
それとこれがやっかいなのですが、東京外郭環状というのが約40km位あります。
これは神奈川県の海老名から始まって東京をぐるっと周る環状線を作ろうとしています。
これはまだ工事の途中でして、残り40km位。
外郭環状は、東京周辺なので土地が高いのです。
100万円の束がちょうど1cm位あるらしいのですが、
これを立てて並べていく位の工事費がかかるそうです。
つまり、1cm作るのに100万円かかるのです。10cmで1千万円。1mで1億円。
1mで1億円って一体どれ位かかるのでしょう?
第2東名名神もお金がかかっているのです。
ほとんどがトンネルと橋ですから。用地は安いのですが工事費が非常にかかっています。
そして、最先端の工法を使ってやっています。
世界の土木技術の粋を集めた工法でやっていますから
この第2東名名神と東京外郭環状、わずか500kmの所で、
予算20兆円の内の10兆円半分を使ってしまうのです。
残りの1800kmというのはどういう所かというと、
北海道とか東北とか山陰とか四国とか九州という
続に言う車があまり通らないというような道路が1800km残っている訳です。
その地域の与野党問わず国会議員から第2東名名神と東京外郭環状を止めさせれば、
自分の所の道路が出来ると言い始めたのです。・・・確かにそうですね。
しかし、どっちが重要かという議論になってくるかとは思うのですが、
実は第2東名の凍結などと言われてきたのはこういう方々が原因なのです。

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